先日健康診断の通知が届きました。
そこには驚きの結果が…
なんと
体重が1キロ減ったのに、腹囲は1センチ増えていたそうな。
思い当たるところがあり過ぎて、すっかり青ざめた東京支部田島です。
加盟店様訪問の電車移動中はドローイングダイエットをして過ごそうと決意しました。
火の中水の中猛暑の中、お腹を凹ませて皆様のもとへお伺いします!
さて、読書の夏…とは聞いたことがありませんが、本を読んでキラキラの夏の疑似体験をしませんか? 隙あらば好きな本を人に押し付けたいお勧めしたい。きっとあなたの心を射止める素敵・夏・疑似体験があるはず。
以下のような方に特にお勧め
・夏と言えば、「海水浴」という方
・読んだ後は明るい気持ちになれる本がイイナという方
・「海」と聞くと思わず着ているワイシャツを脱ぎ捨てたくなる方
「砂漠」著・伊坂幸太郎 発行・新潮社
買ったばかりの定員4名の軽自動車に仲間5人を詰め込んで、取ったばかりのまっさらな運転免許証は財布のなか、海水浴に出かけよう。
社会という「砂漠」へ出て行くまでの留保期間=大学生活を描いた作品。伏線の回収が見事なのでミステリー作品としても秀逸、自分の学生時代を思い出してニヤニヤするのも楽しいです。因みに私はユーモラスな会話が大好きなので、楽しい友達と喋っているような気分で読んでいます。
最近、折り畳み傘がないと心配な日が多いですね。天気予報の「所により雨。降水確率30%」って表示をみるとキーッとなりませんか。
(洗濯物とかどうしたらいいんだろうね)
夏のゲリラ豪雨、そして「雷」と言ったら、ご存じ、宮部みゆきさんのこの本!
以下のような方に特にお勧め
・宮部みゆきさん未読の方
・時代小説は好きなんだけどという方
・映画を探すキーワードが「ヒューマンドラマ」であるという方
「孤宿の人(上)(下)」著・宮部みゆき 発行・新潮社
山と海に囲まれた瀬戸内海の小藩である丸海藩、妻子と側近を斬殺し流罪となった加賀様が山奥の牢屋敷に押し込めとなる。民衆の間では、加賀様はもはや人ではなく悪霊だとの風聞により不安が広がる中で、雷獣を祀り丸海を雷害から護ってくれていた日高山神社が焼失した…ほんとうに怖いものは人々の内側にある。
この本は、何度も読み返したくなる本のひとつです。終幕のあたりには、涙無くしてはページを繰れません。愚かだけれど愛すべき人があり、犠牲を惜しまない美しい人があり、十分に賢く気高い人もあり、未熟であることを知った尊い人もあり、彼らはもしかしたらあなた自身の投影であるかもしれません。落雷の閃光のような強い感動を胸に焼き付けられる作品です。
「雷」なんかより、夏と言ったら、で素敵なものたくさんあるのにーと不満を抱いている方、お待たせしました
冷やした「ラムネ」、「トコロテン」、「ミカン水」…どうですか
以下のような方に特にお勧め
・文学作品と呼ばれるものにムズカシイとかとっつきにくさを感じている方
・「猟銃」を読んで以降読まず嫌いになってしまったという方…
・列挙されているものが「駄菓子屋で売ってたやつだ!」とお分かりになった方
「しろばんば」著・井上靖 発行・新潮社
軽便鉄道大仁駅から馬車で山を登って辿り着く湯ヶ島部落、洪作はおぬいばあちゃんと薄暗い土蔵に住んでいる。転任の多い軍医の父は母と妹を連れて豊橋におり、ぬいというのは曾祖父の妾であった女性である。ある夏の日、洪作はぬいと共に親戚を訪ねて沼津へ行くことになる。部落にはない都会的で上品な家の雰囲気に好ましいものを感じ、贅沢に慣れた少女たちには反感を覚える。そして、千本浜へ行き初めて間近で海を見る。
家庭環境が複雑なのには気付いているようだけど気にするほどの知恵はなく、大人たちにおもねらず自由にふるまって、神隠しにあったり、ライスカレーを限界まで頬張ったりします。大事な人を喪い、不変のものはないという現実に気付き、乗り越える為の知恵を付け少しずつ大人に近づいていく。少し切なくなったり、朴訥さがえたり、小学生のなんでも新鮮だった頃の感覚が蘇る瑞々しい文章に、必ず洪作のことが好きになってしまう。
『子供ってしようがないもんです』
©ぬい
因みに、「夏草冬濤」「北の海」と合わせて自伝的作品三部作と言われており、もっと洪作の魅力に触れたい、その後が知りたいと思う方にはお勧めです
———————————————————————————————————
美容クリニック、エステサロンのオーナー様、社長様!
美容サロン専門のクレジットはJCSにお任せ下さい!
クレジットカードで分割支払い・ボーナス一括払い可◎
法人・個人問わずご案内可能です。
HPは「JCS エステ」で検索下さい!
東京支部 03-3568-2303
大阪支部 06-6309-0647
福岡支部 092-481-7100
【HP】https://www.jcs-finance.co.jp/