こんにちは。
夜な夜な『THE FIRST TAKE』の
「めざせポケモンマスター -with my friends-
/サトシ(CV:松本梨香)」
を観ては、号泣している東京支部の営業田島です。
「ポケモン」は、赤・緑 から GO に至るまでプレイしたことはありませんが、
それはそれです。
同級生がピカチュウやミュウツーに夢中になっていたころ、
任天堂のアンチを気取ってイきりちらしていた黒歴史も、
全ては過去の残像に過ぎないのです。
アニメ「ポケモン」でサトシ役を演じ続けた松本梨香さんは言わずと知れた人気声優。
サンドラ・ブロックに代表される外画吹替えや、舞台、歌手活動など幅広く活動しています。
田島的には、
タカラ(現・タカラトミー)出資で長年放送された「勇者シリーズ」や、
ライバル会社トミー(現・タカラトミー)出資による「エルドランシリーズ」
での主演が思い入れ深いです。
…今となってはどちらもタカラトミーなので紛らわしいですね……
一般的に「声が変わらない」ことが褒め言葉として用いられますが、
全身を楽器として表現される人間の「声」は、
良かれ悪しかれ経年により変化し、
表情を変えながら深化・成熟してゆくものだと思います。
しかし成熟が許されない少年役を演じ続けるということは、
ただ単に声の印象を保つという技術的側面だけではなく、
役に内在する少年の精神性
作品の外側に築かれたブランドイメージ
など様々なものを背負って守り続けなければなりません。
動画冒頭で発せられる「ポケモンゲットだぜ」の優しくも力強い響き、
歌唱後の万感こもりながらも柔らかな「楽しかった」。
すべてが素晴らしく、心に刺さります。
また楽曲のなかで…
「夢は勝手に現実化するものではなく、育むことで叶うものだ」
というメッセージが歌われています。
※権利関係への配慮から引用は控えます
ものすごく歳がばれる記事を書いてしまった萎れかけの中年田島ですが、
年末からボイトレを始めました。
自分の「声」が好きすぎて、声優の養成所に通い(かけて挫折した)あの頃には戻れないけれど、
少しでも自分の理想の声に近づけるよう頑張ります。
ポケモンプロジェクト関係者の方も、作品を愛するファンも、
私のように実はよく知らない人や、そもそも生まれてなかった人まで、
放送開始からのこの26年を「いつか」「どこか」で生きてきた「あなた」と繋がれるような、
そんな一方的な感慨を覚えて盛り上がっている深夜の田島でした。